さすが千年の都京都・・・
あの世とこの世の境目があるのです・・・
皆さんよくご存知の清水寺のある辺りや五条のこの辺り・・七条の国立博物館や三十三間堂から山の方・・・
この一帯は「鳥辺野(とりべの)」と言い、風葬の地でした。
都の「外」に死体を捨てに行き・・・鳥や獣に食べさせる・・・京の都の外側(西は嵯峨野・化野・・)はそういう場所だったのです。
だから、天皇の御陵などもたくさんありますし・・・そういう骸を弔うためにもお寺がたくさんできたのです。。
平安時代なんて言うと、とっても優雅に思うかもしれませんが、飢饉や干ばつ、病気などで、常に死と隣り合わせだったのです。。。
鳥辺野の入り口である六道の辻にある西福寺には、そんな当時の人たちの「死んだらどうなる?」を描いた地獄の大絵図が。
かなりのスプラッターなので・・・怖がりの方はもうこのへんで・・・
そしてもっとすごいのは、「檀林皇后九相図」。
檀林皇后という方は、弘法大師のパトロンであった嵯峨天皇の奥さんで、楊貴妃・クレオパトラとこの方、3人絶世の美女、と言われるくらいの美人さんだったのですよ。
すごい美人なのに・・・やったことはすごく恐ろしいんですけどね。
それは「檀林皇后私譜(上・下)」杉本苑子著をお読み下さいませ・・・。
京都巡りが楽しくなりますわよ。。。
話は戻って、この絵図・・・
伝説では、仏教の信心篤い皇后が、野生の鳥獣の飢えを救うために、自らを風葬させて、その朽ちゆく姿を絵師に描かせた・・とも。。。
また、どんな高貴な美女でも、死んだらみんな一緒、という仏教の教えを説いたものとも。。。
もう、医学書もびっくり!ターヘルアナトミア(解体新書)も真っ青!な詳細な描写なのです。。。
こちら、お盆の時期のみの公開だそうです。。。
公開、といっても、博物館みたいにガラス越しにもったいぶったりしてませんよ!
おばちゃんが横座りしながらうちわでパタパタ「どーぞどーぞ!上がって見て行って~~!」と、すごいフランク(笑)
ところどころ破れかけてたりして・・・写真も撮り放題だったし・・・いいのかなあって・・^^;
見ます~~?(笑)
↑
こ~~んなきれいな方なのに、死んでしまうとどうなるか・・・
ギャ~~ッ!ホントにリアル過ぎて映倫(?)に引っかかるといけないので、これくらいで勘弁して下さい(汗)
本物は、ぜひ来年の夏に、見に行って下さいませね~~~ブルブル。
出たところには、幽霊が鳥辺野から夜な夜なやってきて、赤ん坊のために買って行ったという飴屋さんも。
飴好き姫ちゃんへのおみやげとしてひとつ買い求めました。琥珀色に光る、大粒のべっ甲飴。
少しは皆様、涼しくなって頂けましたか~?
伏せっておりましたワタクシも、一晩早く寝たら元気復活!!
実は、今日まで五条で陶器市をやっているということで、一度行ってみたかったのと、
この方のレポを見て、これはぜひとも行かなくちゃ!と思って、姫ちゃんがバレエに行ってる数時間という
タイトスケジュールをものともせず(笑)行ってきたのでございます♪
時間切れで行けなかったところもあるんですけれどね!
アンちゃん、情報ありがとうね~♪
電車に乗る前に、汗だくだくで歩いたので、絶対に食べたかった
祇園小石のかき氷!
アンちゃんはぎおん小森さんまで行ってたけど、私はタイムリミットであっちまで行けずでしたわ。
でも、ここもおいしいですよ~~♪
あんこは中に入ってるんですよ♪
は~~~生き返る~~~!!今年初氷でした!
8月も中旬に突入ですが、まだまだ暑いですので皆様もどうぞくれぐれもご自愛下さいね~!
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