姫ちゃんが「卒業式のお洋服買って!」と言うので、「中学の制服でいいやん!」と言うと、
「それはないわ!」ですって
イマドキの小学校の卒業式のお洋服っていうと、みんなAKBのような、なんちゃって制服風らしい。
パソコンを見ても、デパートに行っても、スーパーに行っても、上はブレザーにネクタイかリボン、
下はチェックのスカートか段々フリフリのミニスカート。
正直言って、どれ見てもおんなじ~~~。
しかも、中学に上がれば制服があるから、この後いつ着る?って思ったら、一度だけのために買うなんて
もったいなさすぎる!とけちんぼの私は思ってしまうのです
ずいぶん見て回りました。
「これならいいかなあ~~」って言うのが、ブレザーだけでも万のつく金額・・・
お金のことを言うのはお品がない・・かもしれませんが・・・私的には、子供のお洋服に、しかも、たった一度の
ためのものに出せる金額ではありませんでした。。。
だって!
ママのお洋服よりも高いやん!
しかも!どれ見てもおんなじやん!!
・・・とその時、とあるお店で、白のワンピースにお襟にファーのついた白のカーディガンというセットを発見!
それにセールになっていて「これなら買ってもいい!」というお値段!(←これ最重要^^;)
「姫ちゃん!これ、めっちゃかわいいやん~~!!絶対こっちの方がかわいいし、似合うと思う!
着てみて!」とプッシュしてみると、
「え~~~っ。。。こんなん誰も着てないよぉ~~。お嬢様みたいで恥ずかしい~~~!」
「誰も着てないからいいんじゃないの!しかも、姫ちゃんは紛れもなくお嬢様やで~~~

」
渋々着てみた姫ちゃん。
あら

ホントにかわいいやん♪ 本人もまんざらではなさそうな
よっしゃ!これに決定!
これなら中学生になっても、ちょっとしたお出かけにも着られるし!と買っちゃいました!
でも、姫ちゃんは、「え~~・・でも、こんなの誰も着てなくて目立つ~~~、ヘンじゃない~~?

」と
ぐちゃぐちゃ、ごちゃごちゃ・・・。
難しいですねえ~。。。
本当に、とっても清潔感があって、シンプルで、しかも、お安くなっていて!とっても似合っているの。
私にすれば、どんなに一生懸命選んでも、みんな同じに見えるなんちゃって制服風よりも、こちらの方が
ずっとステキだと思うのだけれど、姫ちゃんにしたら、「みんなとおんなじがいい」のですよ。。。
「人と違うこと」をすることに、まだ勇気がない・・・。
そういうお年頃だということも理解できます。
今回も、まだ日にちがあるから、もしもどうしてもこのワンピースを切るのが納得いかない、というのなら、
百歩譲って、清水の舞台から飛び降りて(笑)なんちゃって制服を買ってやってもいい。
ママに押し付けられた、というのもどうなの?って思いますもの。。。
でもね・・・。
少しずつ、そういうことからも卒業してほしいんだよなあ~、ママは。。。
「みんながやってるからこの髪型」 → それ、あなたに似合ってる?(きりっとお顔を出した方があなたらしいのに・・)
「みんながこれを持ってるから」 → ・・・それ、本当に必要?(たいして欲しくないのに、使わないだろうに買うの?)
「みんな、してるから」 → だからあなたもするの?
これから、きっとこういうことが何度も起こるだろうなあ~。。。
「人と違うこと」をするのって、初めは勇気がいるかもしれない。
「みんなと同じ!」安心感や連帯感も仲間や友達を作る上では必要な過程だと思うし、
精神的な成長の過程でもきっと必要なことなんだと思うけれど、どこかに「自分」を持っていてほしいし、
育んでほしいなあと思うのです。
自分で、自分に必要なものごとを選びとれる力を、だんだんにつけて欲しいなと思うのです。
それは、時には人と違った選択になることもあるかもしれないけれど、それでもいいんだと。。。
姫ちゃん、卒業式に白いワンピース、着るかなあ~~・・・。
「ママに言われて無理やり」じゃなくて、自分で納得して、似合ってる!って思って着て欲しいなあ~。。。
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